2014-06-14 ウッドデッキ
無塗装でも30年以上長持ち!ACQ注入の無垢外壁材 安曇野市
今日も気持ちのいい一日でした!調査のついでに、安曇野市御宝田近くにあるスペースウェアハウス様の分譲地「等々力分譲地」に行ってきました。
ここはNHKドラマ「おひさま」の舞台にもなった安曇野市の田園地帯で、西には常念岳がそびえ、近くには山葵田にコンコンと湧く湧水が流れ、観光客の皆様にも人気なスポットです。JR東日本さんのディスティニーキャンペーンでも紹介され、吉永小百合さんが楽しそうに自転車をのっているビデオが今でも松本駅などで流れております。
そんな最高の立地ですので、この土地をひと目で気に入った県外の方が「移住したい!」と言われても不思議ではありません。そんな願いを叶えるのがスペースウェアハウスさんとサンエネックさんが開発された等々力分譲地なのです。外構のルールなど規制を設け、建築ルールやデザインも一社が手がけられたのでとても整った落ち着いて潤いのある街になっています。
そんな等々力分譲地の中に、当社の加圧注入木材保存技術で外壁を処理させて頂いたお宅があります。設置後一年以上は経過したでしょうか。
どうでしょうか?無垢材の源平(赤身と白身)がナチュラルなコントラストとなっており生命感溢れる表情。でもこの外壁は実は「塗装しておりません」 そうなんです。ACQという銅系の注入をしただけで紫外線に呈され素敵に経年美を作っています。
ACQには「銅」が入っており、外壁設置したての時には緑っぽい表情でした。(それはそれで案外綺麗でしたが) 銅は台所の三角コーナーのように「抗菌」作用がありますが、その抗菌作用により一生涯腐朽菌より木材を守ってくれます。同時に表面を汚染するカビなどの汚染菌からも守ってくれます(腐朽菌を守るほど完璧では無いんですが) 無垢の木材が飛騨高山の威厳のある焦茶色になるまでの間、この汚染菌により汚らしくなってしまうのを防ぐ目的で木部塗装をしますが、塗装はなかなか長持ちしないのが現実です・・ この後は汚染菌から免れながら紫外線劣化を受け、欧米で珍重されるシルバーグレイに向かって経年変化していきます。
どうでしょう?メンテナンスいらずで美しい木肌が表現できますACQ無塗装外壁。是非今後の計画のご参考に!