2015-02-04 ウッドデッキ
ProtoHouse オーガニック賃貸OLVA 木製外壁
当社が加盟します長野県産材販路開拓協議会の「信州の森林工場見学会」にプロトハウス事務局・桑原あきらさんが来てくれたのは何年前だろう。5年ほど前になるだろうか。その時、桑原さんが言った「信州の木って面白い!だけどPR下手・・」 がーん!!分かっていたけど、どうすれば良いか分からない。 そして桑原さんが提案してくれたのが「信州の木で作る森の小屋暮らしForestBarn」というブランド作り。桑原さんはこれまでも様々な建築家と「いい家」を目指して数百棟の家造りを実践してきた中で培ってきたコンセプトを信州の木とコラボして世に送り出そう!!というわけでブランドづくりが始まりました。その中でこれまでGoodDesign賞や、ブランド化推進事業を獲得するなど、積極的に提案をされてきました。
この度、博多からほど近いベッドタウンで始まったオーガニック賃貸住宅「Olvaの森」というプロジェクトが始まりました。ガーデンデザイナーさんがディレクションし、庭師が次々と樹種を植え、中央部分には大きなウッドデッキが設えられ、下草が植えられ、各戸には木塀も出来そうです。
そこに登場したのが信州産杉材を当社でACQ加圧注入しました外壁材です。ボードアンドバテン仕様で張り上げられています。もちろん釘はステンレス。もちろん無塗装。無塗装ですが腐れに対しては30年以上の耐久性が公的データで裏付けられています。無塗装ですので塗料が色落ちすることはありません。むしろACQに含まれる無機ミネラルである銅が抗菌作用を発揮し木材を腐らせる腐朽菌や汚くする汚染菌(カビ)から一生に亘って守ってくれるため、腐らず・カビにくく居てくれます。表面が綺麗なまま(カビずに)当初の銅によるアヴォガドグリーン色から、紫外線に呈されオリーブグリーン色に退色していき、最後は欧米で珍重されるシルバーグレイへと経年変化していきます。人間と同様に渋みを増していくその「様」こそ、ライブ感があり「生」そのものでは無いでしょうか。この辺りが「いつもピカピカ」や「メンテが必要」な新建材との差では?
写真を取られた日の福岡の晴天と樹木のシルエットとライブ感のある木製外壁。素晴らしいですね~
モデルルームの内覧会は今週末より受付開始、庭も家も完成するのが2月下旬とのことです。
「集まって暮らす。自然に触れながら暮らす。」そんなライフスタイルを賃貸で実現できるこのプロジェクト、羨ましい物件ですね。